焼き損じマフラー再生計画

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introduction
タンマフラーは焼け色が命。手の油でさえ付いていればすぐさま「斑(ムラ)」ができて焼け色が台無しになってしまう。取り付け時にはきれいな軍手等をはめるのが当たり前らしいが、世の中にはお馬鹿さんがいるもの。


 軍手もつけずにチタンマフラーを取り付け、斑ができた。さてどうする。


 そのお馬鹿さんの一人快晴(管理人)が挑んだ「焼き損じマフラー再生計画」。エバッテ言うものでもないが、とくと御覧あれ。


*ここで紹介したやり方で失敗したからといって自分は責任は一切取りません。
チタンマフラーはとても高価なものです。よく考え、自己責任でお願いします。



 前書き
 造の第一歩。マフラーを交換する。突端からヨシムラ機械曲げチタン登場〜。初心者ライダーにはもったいないマフラーだがお構いなし。


 取り付けは「軍手をしていないこと」を除けばそれなりに順調。(詳しくは給排気系統チューン参照)30分程度で完了した。ここで即、マフラーの音を聞きたいところだがしかし!チタンマフラーに焼け色が付くことを知っていた自分はすかさず、ガソリンでエキパイの油分を拭き取った。


 更にはアルコールスプレーを持ち出し油分を拭き取る。念には念を入れもう一度。。。今思えば焼き色付くのがわかってながら軍手をしなかった自分は正真正銘のお馬鹿である。

 さて油分は落ちた。これ以外にない、エンジンをかける。4スト特有の重低音が心地よい。こんな幸せ(自己満足)に満ちた日々が続いた。さて、しばらくしてマフラーを見ると
・・・・斑ができてる。。。 そんなわけで「焼き損じマフラー再生計画」発足である。



ネット検索した結果これと言った得策は無く、
台所用クレンザーでは焼きついた汚れは取れても斑までは取れないことがわかった。


 準備するもの

→ #1500の耐水ペーパー

→ #2000の耐水ペーパー

以上

-耐水ペーパーとは-

 前のとおり、水に濡らしてもいい紙やすりのこと。 金属面を仕上げるときに使い、荒さは#800〜#2000くらいまで。 普通の紙やすりの荒さが#50〜#150くらいまでと思うとかなり目が細かいことがわかる。
 水をつけて削ることにより、削った粉が水に流れて外に出る。 そのため削った粉で再び表面を傷つけることなく綺麗に仕上げることができる。



 計画表
@チタンの焼け色を理解する
ごく薄く強固な酸化皮膜である
A斑の部分の酸化皮膜を削り取る
耐水ペーパー(#1500)を使用
B周りの焼け色と調和させる
耐水ペーパー(#2000)で仕上げる
C再度焼け色をつける
実走行
D完成
一件落着



@チタンの焼け色を理解する
 タン、アルミは錆びない金属の代表角である。しかし「錆びない」という表現は間違っており、「金属表面に極めて薄く透明で強固な酸化皮膜を形成し、それ以上酸化が進行しない」ということになる。チタンの焼け色というのはこの酸化皮膜の屈折率が高いため光が反射し、虹色に見える。アルミでこれを応用したものが「アルマイト加工」である。


A斑の部分の酸化皮膜を削り取る
 は手の油などが原因でできる。順序として「チタン→油→酸化皮膜」なので一気に「チタン」の状態まで削り取るのが狙い。いくら強固といっても#1500の耐水だと結構削れる。あせらず慎重に周辺の焼け具合を見ながら斑を削っていく。


B周りの焼け色と調和させる
 タンのエキパイを見るとわかるのだが、温度が高くなる部分ほど焼け色は青っぽく、薄い。綺麗なグラデーションになるよう、根気とセンスで仕上げる。大切なのは妥協。そうしないと全て削り取る羽目になりかねない。


C再度焼け色をつける
 麗になったら実際に走行し削り取った部分を再度焼きなおす。一から焼くので、使い込んだマフラーだと元の焼き色に戻すのが大変で、成功したかわかりにくい。自分のは走行15km時。


D完成
 件落着とも行かない。それから走って焼け色が付くとどこか気に入らない部分が出てきた。結局完成後も3,4回手を加えてやっと落ち着いた。








あとがき
とか綺麗な焼け色を得ることができて万満足な今日この頃。しかしよくエキパイを見ると耐水で削ったところはホントニツルッピかになっていた。曲げ加工じの筋から何までがその部分だけツルツルである。恐るべし耐水ペーパー。まあ自分としては上出来である。あとここでもう一度確認するが、あくまで自分は成功したものの、誰もが成功するとは限らないということ。チタンマフラーはとても高価なものであり、下手にいじらないほうが無難である。ここで紹介したやり方で失敗したからといって自分は責任は一切取りません。自己責任でお願いします。




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