新素材フレームについて

TOP > 新素材フレームについて






・チタンフレーム ・マグネシウムレーム
 チタン・マグネシウムは新素材として自転車だけでなく様々な分野から注目されている金属です。また新素材というだけあって単価も非常に高いのも特徴です。
 なぜ値段が高いかというと「加工が難しい」「出回っている量が少ない」などが挙げられます。言い換えれば自転車の主流材料の一つである「アルミ」は大変多く存在する金属である上、加工性にも優れるため「安価」なのです。
 また「鉄系金属」は何千年も昔から文明の発達と共に様々な加工技術が編み出されてきたり等々、現在生活に密着した金属でもあり、「安価」なのです。高級な鋼・アルミ合金は途轍もなく高価なわけですが・・・・。


 ともかく、チタンやマグネシウムの自転車は高価でありその材料単体ではなくカーボンフレームと組み合わせた(ハイブリッド)フレームもよく目にします。しかしながらそのような高価な自転車について詳細を記載することは出来ませんが、その金属がどのような金属であるかを紹介することにします。
チタンフレーム


 チタン(Ti)はネックレスや、ブレスレッドに忍ばせて身につけていると肩こりがマシになったりなんなり、チタンで出来たフライパンが何なりと、一般の人にもよく知られている素材です。携帯電話のアンテナや眼鏡フレームに使われる「超弾性合金」もチタン合金の一種であり、「どんな形に変形しても温めれば元に戻る」なんていう「形状記憶合金」もこのチタン合金のうちの一つです。人間関係も温めれば元に戻ればいいなぁなんて思ったり・・・。


 チタン(Ti)は最密六方構造、比重は4.51でアルミより重く鉄より軽い(Al=2.70 Fe=7.86)それでも他の構造用金属と比較すると軽量な部類に属し、中でも融点は1668℃と高く、電気または熱の伝導性は低いようです。
 自転車のフレームとしてのチタン合金は鋼より軽く、強度も高い。アルミより重くても強度が高いため肉薄の薄いフレームを組むことが可能であると思われます。また耐食性がずば抜けて高く石油・化学プラントなどにも利用されています。その耐食性と人体との親和性のよさから医療においてもチタン合金は広く利用されています。      
・アルミより重く鉄より軽い
・引っ張り強さはクロモリ鋼より高い
・優れた耐食性

マグネシウムフレーム


 マグネシウム(Mg)はとても酸化されやすい金属で薄い物は空気中も火をつけると燃えてしまいます。理科の実験などでもやられた方がいらっしゃるかもしれません。
 チタンとは相反してマグネシウムは空気や水等にも腐食されてしまい、実際に扱う場合は保護被膜などの表面処理を施してから使用されています。


 自転車のフレームとしてマグネシウム(Mg)使用されるようになったのはごく最近のことで、自分も友人からマグネシウムフレームのことを聞いたのが記憶に新しいです。
 マグネシウムは最密六方構造、250℃以上で様々な加工が可能です。比重は1.74と構造用金属としては最も軽量で、軽量化を必要とする部位に積極的に利用されています。エンジンのシリンダーブロック、バイクのホイール、航空宇宙産業などなど。耐腐食性の弱さがありますがこの先表面処理技術の向上や新しい加工方法が開発されると目にする機会も多くなるかもしれません。
・構造用金属としては最も軽量
・空気や水によってでも腐食される




TOP > 新素材フレームについて

Copyright(c)2004-2007"kaisei"All Rights Reserved.
-我流 Touring-