湿食について
判りやすく説明したいと思います。図に惑わされず、理解してください(笑
<図の右半分:陽極部>
まず陽極部(+)から陰極部(-)へ電流が流れます。電気が流れることによって
・Fe→Fe+++2e-
・H2O→H++OH-
となり鉄イオン(Fe++)が水に溶けます。(↑↑)
水には水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH-)があり、 そこに溶けた鉄イオン(Fe++)は後者の水酸化物イオン(OH-)と反応して 水酸化鉄(Fe(OH)2)となり、表面に付着します。
この水酸化鉄が更に酸化されて「錆」となります。まだ終わりません。
<図の左半分:陰極部>
ココからが重要です。
・Fe→Fe+++2e-
・H2O→H++OH-
上の反応で中途半端に余った2e-(電子)とH+(水素イオン)があります。陰極部では水素イオン(H+)が電子(e-)を得て
・H++e-→H
水素(H2)となります。
・・・最後に出来た水素(H2)は鉄(Fe)に吸収されて「錆」の生成は終わります。
しかし、図中の水(H2O)に酸素(O2)などが溶けている場合。
というか蒸留水(純水)等を除いては、大抵空気中の酸素なり二酸化炭素が溶けています。
すると、鉄に吸収された水素(H2)
と水に溶けている酸素(O2)で反応を起こし、何が出来るか?水が出来ます(笑)
そしてまた最初に戻り、この反応は半永久的に続きます。更に言うと「錆」は吸湿性がある上、多孔質(穴ボコ)です。・・・錆が錆を呼びます。
次に鉄鋼の防食法を考えます。
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