富士山ツーリング:登山編 -'06 [08.18-19] (金-土)-

TOP > > 出発編 > 富士山ツーリング:登山編





-徹夜2日目-
出発地 河口湖
目的地 富士山山頂
往復距離 -[km]
地形 山地
バイク ape100
往復所要時間 10時間
天候 晴れ時々
検挙数 0件
人数 2人
費用 \1700



 どれくらい熟睡できたんでしょうね;
この頃から時計を見ないと感覚では時間が判らなくなってきています(笑)
 PM17:50分。脱衣場で荷物の整理をして富士山に向かいます。


 富士スバルラインを通り5合目まで。しかしH氏のベンリーが途轍もなく不調です;坂道でも50km/hは普通に出ていたんですが今は30km/hがやっと;下り坂でさえ50km/hしかでない有様です。
 ・・・仕方ないので2合目にある駐車場にベンリーを残し、エイプ二人乗りで5合目を目指します。しかしながらエイプもソコソコのパワーダウンが見られます。しかもずーっと登りばっかり。昨日も夜通し走ってもらったのにまた過酷な走行条件で・・・。何となく申し訳なかったり;でもがんばれ〜って声をかけても何の変化も見られませんでした;
 ・・・やっとの思いで5合目に到着です。これでもH氏のベンリーを引っ張ってくるよりかなり早く到着できたのでよかったです。


 さぁいよいよ日本一の富士山を登るんだなぁと思うと武者震いが・・・。
五合目では高所順応がてら持ち物の確認。H氏はヘッドランプの電池を買おうと売店へ。すると電池が200円で売られていました。・・・1本;スペアをあわせて4本買うと800円也;富士山に登る直前にて士気が一気に下がります(笑)
 自分は下界で8本200円で・・・。
なにはどうあれ、不必要なものをコインロッカーに預け登山口へ。


 なんともいえない心境です。何分登山には微塵の知識も無いド素人二人組みだったので、この上ない不安に襲われていました。確かに自分たちは目指すものもあり、それなりの期待、希望も抱いていたのですが、それ以上の不安が・・・って感じです。


 自分たちが登った河口湖口は最初が緩い下り坂になっていて、歩調、会話、も共に弾みます。また、周りには同じ山頂を目指す登山客がたくさん居たこともあり不安も次第に和らいできます。
 しかしいつまでも下ってるわけも無く上り坂が始まりました。これから延々と登りですね;でも6合目まではアット言う間でした。なんだこんなものかと思ってしまうほど・・・。


 でも次からがホントの富士山って感じでした;
足場が多気孔質の火山岩に変ります。その下は砂?ですかね。一歩前に足を出すのはいいのですが踏み込むとズルズルと数センチ、後ろに下がってしまいます。
 体力・精神力が未だ有り余ってる分、おぉコレが富士山かぁ、ってまだ思ってられます(笑)間に何度か休憩を取りつつ7合目到着。


 次の8合目までが一番長い道のりになります。
ココからは岩場が出てきました。7合目まで、足場が緩い砂地のところを登ってきた分、この岩場がありがたく感じたり。・・・最初だけ;
 疲れが出てきたのがちょうどこの当たりからです。昨日の徹夜も少々こたえてるのかもしれません。話す余裕もだんだんとなくなってきました。記憶もあまりありません(笑)
 H氏は眠い眠いとだけ口にしていたように思います。男二人、ヒタスラ無心で登り続けていました。だって登らないとどうしようもないですから;


 結構登った頃ですかね。雨が降り出してきたんです。
最初は霧雨みたいなのでしたが登るにつれ、激しくなります。そして何個目の小屋かは覚えてませんがやっとのことでたどり付いた山小屋で雨仕度。自分は上下の分かれているカッパでしたがH氏のはただのビニールのポンチョ;;
 山では別にいいかも知れんがバイク乗ってるときに雨が降ってきたら悲惨なことになってたでしょうね(笑)で、歩き出したのですが20分と経たないうちにH氏から仮眠を取ろうと言う提案が。確かAm1:00頃だったと思います。
 雨も激しかったので山小屋の軒下で30分ほどの仮眠を取りました。


 が、コレが大失敗;
てか普通の人は寝ないでしょうね(笑)
      寝るなぁー!寝ると死んぢまうぞぉー!寝るなぁー!
    っての。
 有名ですもんね;ぇ?チガイマス?でも気温は冬物の防寒着を着ないと無理ってほどに下がっていましたし、それに加え雨風も強く、標高は3000mをとっくに超えていました;
 おかげでカラダが冷え切り、足の震えが止まりません。・・・ので、山小屋に入り暖かいものを・・・、と思うと;カップうどん1杯600円?・・・ぉおおっ:下界の10倍近い値段でした;しかし今でこそそう思うのであって、その時はコレが「高い」なんていう感覚は微塵も無かったように思います;
 静岡出身の友人が出発前に、お湯持ってくといいよとアドバイスをくれたのを思い出しました。全くです;しかし下界の10倍以上のお金を払っても暖かいものを求めるような境地に立ってみないと中々お湯を持っていたほうがいいよ、と言われてもピンと来ないものです;皆さん、絶対にお湯は持っていきましょう(笑)
   あとインスタントコーヒーの粉;


 体も暖まり、体力も少しは回復したので出発します。
しかしココからの道のりの記憶はホントニ、途切れ途切れしか残って無いのです;何より今までより更に急な岩場、足場の悪い坂道。オマケに岩場ではツアーで来ている登山客の皆さんで大渋滞;1歩進んでは3秒ほど止まり、1歩進んでは・・・の繰り返しでした。
 しかしそんなスローペースな足取りだったので体力自体は消耗しないのですが、精神力が;;無心状態です(笑)よく覚えていない、と言うのも辺りを照らすものが自分の頭に付いているランプ1つだけだというのもあるかもしれません。
 実際、足から伝わってくる感触くらいしか解らないのですから(笑)


 ・・・頂上の直前はどんな感じだったのでしょう(笑;)とても細い道に階段が作られていたように思いますが・・・。覚えてません;あと・・・、あと・・・、ぁとぉ;って感じで登っていると上のほうでツアーのリーダーのお兄さんがココが山頂だぞぉって叫んでいます。山頂、って言う言葉だけが自分への活力でしたし、何より早く山頂に行きたい一心で登り続けました。


 さっきまで前を歩いていたH氏は後ろの方へ;
  はぐれた、なんて考えも出来ませんでした(笑)
   で、やっとの思いで叫んでいるお兄さんの所へ。
    鳥居がありました。
     ぁ・・・山頂に着いたんだ・・・。
 って思ったのもつかの間;何だかんだ言って未だ階段が続いています。
恨むよ;にぃさん;


 でも確かに登山道は終わりのようでした。
しっかりとした石の階段になっています。無我夢中で登りました。ていうかそれ以外に何もありません(笑)・・・やっとの思いで山頂に到着です。


 どう書いても書き表すことが出来ないです(笑)
どんな感じなのか気になる方はご自分で山頂へドウゾ。すぐそばには神社がありました。石段に座ると睡魔に襲われH氏が付くまでの間しばし仮眠を取ります。
 ・・・とりあえず。富士山の山頂ですね。



  NEXT:帰路編

TOP > > 出発編 > 富士山ツーリング:登山編

Copyright(c)2006-2007"kaisei"All Rights Reserved.
-我流 Touring-