富士山ツーリング:帰路編 -'06 [08.19-20] (土-日)-

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-睡魔との闘い-
出発地 富士山山頂
目的地 木津
距離 490[km]
地形 山地+平地
バイク ape100
所要時間 20時間
天候 晴れ
検挙数 0件
人数 2人
費用 \1200






 ・・・完全に時間が感覚でわからない状態に陥ってます。
H氏が起こしてくれました。でもよくココに自分が居るんだとわかったんだなぁと今になって思います(笑)迷惑かけっぱなしでスマン、友よ;
 ぅーん。頂上は寒いです。引っ切り無しに風が吹き続け、気温も数値すらわからないものの、体感温度は真冬並です。初めて書くようにも思いますが自分たちの目的は富士山頂上で日の出を見る、と言うものです。
 周りの登山客の皆さんもワザワザ夜を徹して登るのですからご来光が目的なのは間違いないでしょう。頂上でお店を営んでらっしゃる方が言うにはご来光まであと30分ばかし後なんだとか。


 でももう既に東の空は橙色に染まり、今にも日が出てきそうではありました。
自分たちが登頂したのは結構早かったらしく、回りには登山客もあまり居ません。でも下を見てみると登山道が灯りで埋め尽くされています(笑)
 ぁーいっぱい来るんだなぁと思いつつ、コレじゃぁ場所も直ぐ無くなってしまうと最前列に陣取り、ヒタスラ日の出を待ちます。ご来光は未だだから中で暖かいものでも〜って後ろでオジサンが誘惑していますが離れたら最期、最前列でご来光が見れなくなるのでヒタスラ我慢です。
 寒いです。でも動けない。もう最前列は埋まりました。もう動けない。H氏は山小屋へ入りたがってましたが半分無視;説得してココに残ります。ぁと30分。聞くと長く感じますが、カメラで日の出前の空の写真をいっぱい撮っていたらあっという間でした。
 日の出の前には眼下に広がる雲海が見ものです。
・・・コレだけでも十分な気がします(笑)


 だんだん後ろがごった返して来ました。
  雲海の先に見える丸い光もだんだんと大きくなってきます。
   どこから出るんだろうと思っていると雲海の上に小さな赤いモノが・・・。
 ぁあ、これがご来光なんだなぁと。
今までざわついていた人たちが一気に静まり返り不思議な雰囲気でした。綺麗だという思いよりも、目標を達成した達成感の方が強かったように思います。
 でも最期に思ったことはココまでこれてよかった、と。


 無事ご来光も拝めたと言うことでH氏と共に山小屋でいっぷく。
体も冷え切っていて求めるものは暖かいもの;ぅーん、紙コップ1杯のコーヒーが500円;さっきカップめんでも600円で食べられたのに・・;でもこの山頂までソレを運んできたわけですから文句は言えませんね(笑)
 体もすっかりあったまったのでソソクサと下山道を探します。


 下山道の勾配は結構きつく、地面は7合目までにあったような、小さな火山岩がごろごろとした砂地でした。登りと違ってそこまで煩わしく思いませんでした。
 しかし、その坂道が長いこと長いこと。何度も何度も折り返しながら、雲の下まで続いています;いつになったら降りられるのだろうかと気が遠くなりそうです。また、膝が少しよろしくない自分にとっては考え物です。
 それ以外何も考えることはありません。ヒタスラ下ります(笑)
で、途中で気付いたことが一つ。5合目を出発する際に山頂で乾杯しようと買った炭酸飲料;乾杯しないままかなり下ってしまいました(笑)で、休憩もかねて乾杯です。
 下界で開けるより泡が凄くて驚きました。
また休憩が終わるとヒタスラ下ります;


 山頂で味わった達成感はもうありません(笑)
それ以前に物凄く眠いんです。歩いてても眠い;下山道中腹辺りの記憶も鮮明ではないです;ただ覚えてることは寝たこと。坂道の折り返し地点で睡眠(笑)
 さっきより少し高くなった太陽の日差しがとても心地よく、気付いたら40分近く経ってました;標高3000m近くでのお昼寝。ぃいですねぇ、ロマンですねぇ、清々しいっすねぇ(笑)40分寝ただけでもいいものです、頭がすっきりしました。でも何も考えることなくヒタスラ下り坂;放心状態です。


 で、やっとこさ到着したトイレ休憩所。自分はてっきり6合目の安全指導センターだと思っていたので、なんか複雑な心境でした。でもココからの道のりは比較的早く感じたり。と言うもの今まで殺風景だった下山道がだんだんと下界の風景に近づいてきたからだと思ってます。


 で、気付ば懐かしい安全指導センターも通り過ぎ、最後の上り坂。
行きしなに下った坂です。体は疲れているはずなのですが、坂道もすいすいと登っていけます。で、空気が濃いです(笑)終盤になってH氏との会話も弾み、陸上選手の話題で盛り上がっていました。


 ・・・富士登山終了。
  5合目のゲートをくぐって長い長い富士山の道ともお別れです。
   本当に頂上に行って来たのだろうか・・・。
    行って来たにもかかわらず、夢のようです(笑)


 で、ココからは長い長い帰路のハジマリ;;
休むまもなくH氏のベンリーの下へ向かいます。もう明るくなっていたのでエイプ二人乗りは更に目立ちます(笑)
 2合目付近で無事H氏のベンリーを見つけ、国道1号線を目指しました。


 が、富士山を降りてからロクな休憩もとっていないので途中の道の駅のベンチで20分程お昼寝・・・。と思っていたらいつの間にか1時間も経ってる;;先が思いやられます。でもそのお昼寝で更に眠気が増したと言うH氏・・・。次の道の駅で10分お昼寝・・・。と思っていたらいつの間にか40分も経ってます;;
 一体何時に帰ることが出来るのやら(笑)でもその後は順調に走ることが出来一安心。


 でも次は空腹が・・・;富士山を出てから何も食べてないです;なのでマクドナルドに行こぉと駿河周辺で言ってたのですが、何分バイパスばっかり走っているので、そこらじゅうにあるはずのマクドナルドが全然見つかりません;
 結局見つけたのは浜名湖を過ぎてからでした。しかも故意にバイパスから離れた結果です;時間は18時前、実に1日ぶりのまともな食事です(笑)ここであと5時間くらいやねぇって言うとH氏がナエテいたのを覚えています。


 食事も終わったのでバイパスに戻り、西を目指します。
しかし食事の後に来るものといえば眠気(笑)致し方ないものです;でもこう走っては止まりの連続だと前にも進めないので、取って置きのお薬、エスタロンモカ。
 眠たくならない系のドリンクの錠剤タイプでとてもリーズナブルです。仮眠すら取れなくなっても困るので今まで飲まずに取っておいたのですが、コレを使うときが来たようです;;・・・でも飲んだところで体の内から何かが湧き上がってくるわけでもありません;
 また西へ向かいます。


 23号線が見えてくると何処か安心感が募ってきます。
名古屋で給油したのを最後に、ノンストップで滋賀県へ。


の、はずがここでトラブルが・・・;


 ココに来て;?って思いますがギャップを走るたびにH氏のベンリーのチェーンが外れます(笑)笑い事じゃありませんがホントニ笑いたくなってしまいます。また、笑うしかありません;;・・・ココまで来て;


 ・・・必死の思いで滋賀県に着いたのは深夜の0時。
遂に日付が変ってしまいました。で、H氏とはココでお別れです。ホントニ富士山に登ったの?って言うのがお互いの感想でした(笑)なんかウソみたいな3日間でしたね。
 でも自分はまだ京都まで帰らなければなりません。京都までの道のり、このツーリングを振り返って、確かに今までに経験したことの無いことづくしで、不安以外殆ど感じなかった奇妙な旅、言うなら冒険でした。
 でもこう振り返ってみると、やっぱり思い出って良いものですね(笑)この上ない満足感に浸りながらの帰路でした。


 自宅に着いたのが深夜の2時。
バイクの火が消えたとき、この旅も終わったんだなぁってチョッと寂しかったり。こんな経験は次にいつ出来るんでしょうね。またいつかしてみたいものです。


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 次の日、エイプを洗ってあげました。
ガソリンも満タンに。
   この旅を通してこのバイクに対する愛着が一層と増しました。
 まだまだ大切に乗って行きたいです。




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