LLC(クーラント)交換

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 オークションで落札したものの以前の整備状況が全くといっていいほど解らないので出来ることから整備していきます。ここではLLC(クーラント)を交換した際の方法・手順を紹介したいと思います。

系統
冷却
冷却
項目
LLC
LLC補充液
費用
\1,000
\480
関連事項
クーラント全容量:C/D型共に2.5L

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 このLLC(クーラント)の交換はクーラントを抜いてまた入れるという単純な作業ですが、それだけではエンジンやラジエター内部に結構な量のクーラントが残ってしまいます。そこで今回はそれら全容量の交換を試みました。



 まずはインナーカウル、ロアカウルを外します。ラジエター周辺に冷却液のドレンボルトを探してみましたが見あたらず、ラジエター左側のパイプを外しました。ココを外すと当然ながらクーラントが勢いよく出てくるのでバケツで受けます。
 自分は先にラジエターキャップを外してしまってホースを外す際、そこからクーラントがあふれ出してしまいました;


 暫くするとクーラントは出なくなりますがセルを少し回してみたりキャップを開けてみたりすると少量のクーラントが出てきました。参考までに。



 外したパイプを再び取り付けます。
次は経路内に残ったクーラントを水(水道水)に置き換える作業です。


 ラジエターキャップを開け、そこから水を規定位置まで注ぎ、そしてキャップを閉める前にエンジンをかけて残ったクーラントと今入れた水を混ぜあわせます。
 右側の写真はそのときの写真ですがまだまだ緑色でかなりの量のクーラントが残っていたことがわかります。


 そしてキャップを閉め、サーモスタットが開きファンが回るまで水温を上げます。これでより確実にクーラントの交換が行われるはずですが車より遥かにデリケートなバイクのエンジンですので、少々気が引けるところでもありました;
 暫く経ってクーラントが冷えればまたホースを外しクーラントを抜きます。自分は水を入れて抜く作業を4回ったところで写真のようなほぼ透明な水となりました。


 また先述した通り、水温をファンが回るまで上げるというのは確実な作業なのかも知れませんが、自分の場合は最初と最後、1回目と4回目の2回だけ行いました。

 クーラントを注ぎます。
前工程にて経路内に残っているのはただの水であるはずなので、そのままクーラントの原液を注ぎます。自分は1Lの原液を買ったのでそれを全部入れました。あとはいっぱいになるまで(写真)水を注ぐだけ。水とクーラントは経路を流れている間に混ざります。クーラントの全容量(ZZ-R1100)は2.5Lなので、今回のようにLLC原液1Lを入れると


1÷2.5×100 = 40(%)


 とマイナス24度まで大丈夫な濃度になったので自分の住んでいる地域では何ら問題のない濃度となりました。


 次ににエア抜きをします。ラジエターキャップを閉めずにエンジンをかけるとボコボコと空気が出てきて水位が結構下がります。またアクセルを煽ると更に水位が下がるので、エンジンを切ったあと水を足します。濃度は変りません。
 このエア抜きは大切な作業で怠るとオーバーヒート等、エンジンに損傷を与える可能性があるのでしっかり、丁寧に行います。


 最後にラジエターキャップを閉め、リザーブタンクに規定量まで冷却水を補充して完了です。
クーラント(LLC) :水 凍結温度
3:7 -15度
4:6 -25度
5:5 -35度
6:4 -50度

 また交換後、暫く走った後に締め付け不足によるクーラントの漏れや、減り具合などの確認は必要かと思われます。


 今回のクーラント(LLC)交換というのは自分にとって初めての経験で、この方法も自動車の交換方法を参考にしたものです。何だかんだで3時間弱もかかってしまいました;ラジエターキャップのネジ部に異物が噛み込んでキャップをあけるのだけに結構な時間を費やしてまったり;その他、無駄な作業の数々・・・。


 ただ最終的にはちゃんと交換でき、100km程度走ったところで何の問題もないのでよしとします。全クーラントを交換するなんて、かなり自己満足要素の高いメンテナンスかもしれませんが時間のある方、自己満足したい方にはぴったりかもしれません。是非。




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